パッチ1.62 - レイトレーシング:オーバードライブ・モード

変更履歴:

4月12日 「パストレーシング:技術プレビュー」箇所に、NVIDIA Game Readyドライバについての表記を追加

4月12日「『レイトレーシング:オーバードライブ・モード』は最先端技術であるため…」の段落を編集


『サイバーパンク2077』のパッチ1.62がPCで間もなく配信開始!本アップデートでは、ハイエンドPC向けに「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」の技術プレビューが導入されます。


NVIDIA社の協力を得て、テクノロジーの限界に挑戦。完全なレイトレーシング――パストレーシングを使用したレンダリングモードで、『サイバーパンク2077』がさらなる進化を遂げます。なお、本機能はこれまで使用してきた技術とはまったく異なるものであり、最初から完璧な状態で提供することが難しく、プレイヤーの皆様もいくつかの不具合に遭遇する可能性があります。そのため、今回はあくまでも「技術プレビュー」として導入しており、今後のアップデートを通じて改善に努めていきます。


「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」は最先端技術であるため、正常に機能するには高パフォーマンスのハードウェアが必要となります。現時点で推奨されるグラフィックカードは、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズ(4070 Ti以上)、NVIDIA GeForce RTX 3090(1080p, 30 fps)に限定されます。また、オーバードライブ・モードはGPUに高負荷をかけるため、デフォルトでは「オフ」となっています。


その他8GB以上のVRAMを搭載したレイトレーシング対応のグラフィックカードをお持ちの場合は、フォトモード内限定でパストレーシングを使用したスクリーンショットを撮影することが可能。ゲームプレイのように毎秒複数のフレーム(FPS)をレンダリングするのではなく、撮影時に1フレームのみをレンダリングすることになるため、ハードウェアに過度な負担をかけることなく、最新技術のプレビューを体験できます。


本パッチで実装される主な変更点は下記をご確認ください。


  • パストレーシング:技術プレビュー

パストレーシング技術を実装した「レイトレーシング・オーバードライブ・モード」を追加。設定>グラフィック>クイックプリセットで「オーバードライブ」を有効にするか、設定>グラフィックのレイトレーシング項目でパストレーシングのみを有効にできます。「レイトレーシング・オーバードライブ・モード」を正しく動作させるためには、最低でもNVIDIA Game Readyドライバをバージョン531.41に更新してください。

また、8GB以上のVRAMを搭載したレイトレーシングに対応可能なグラフィックカードを使用しているプレイヤー向けに、フォトモード内限定でパストレーシングを使用したスクリーンショットを撮影するオプションを追加。VRAMが不足している場合はパストレーシングのオプションがグレーで表示され、ゲーム内の解像度を低くする必要があります。なお、解像度が高ければ高いほど、またGPUの性能が低ければ低いほど、撮影にかかる時間が長くなります(数秒から数分)。設定>グラフィック>レイトレーシング項目でフォトモード内のパストレーシングを有効にできます


  • DLAA

描画品質を向上するAIベースのアンチエイリアシング・モード、NVIDIA DLAAを追加。DLAAを使用するには、NVIDIA RTXグラフィックカードが必要になります。設定>グラフィック>NVIDIA DLSS項目で有効にできます


  • Intel XeSS

高画質と高パフォーマンスを実現するAIベースのアップスケーリング技術、Intel Xe Super Sampling 1.1のサポートを追加。設定>グラフィック>解像度スケーリングの項目で有効にできます


  • ベンチマーク改善

ベンチマークの結果画面にPCスペック、GPUドライバのバージョン、適用設定など、詳細情報が表示されるように改善